現在では、様々なクレジットカード業者からゴールドカードが発行されていますが、日本におけるゴールドカードの先駆けは、「JCBゴールド」と「三井住友カードゴールド」です。

なお、JCBはVISA・MasterCard・Amex・Diners Clubと並んで、決済機能を提供する日本で唯一の国際ブランドです。従って、JCBの発行するクレジットカードの決済ブランドはJCBだけですが、三井住友カードが発行するクレジットカードは提携しているVISAとMasterCardのどちらかを選択できます。

基本スペックの違い

基本スペックの違いには以下などがあります。

1)年会費
JCBゴールドも三井住友カードゴールドも本人会員の年会費は1万円(初年度無料)で、家族カードも千円(1人目無料)と同じになっています。ただし、三井住友カードゴールドは「マイ・ペイすリボ(リボ払い)」に登録すると、次年度の年会費が半額になります。さらに、「Web明細サービス」に登録すると、1,000円が割引かれます。従って、年会費は最低で4,000円になります。

2)ETCカード
JCBゴールドはETCの利用の有無に関わらず無料ですが、三井住友カードゴールドは1年間全く利用しないと、500円を取られます。

3)利用限度額
三井住友カードゴールドの200万円に対し、JCBゴールドは300万円と限度額が高くなっています。

付帯保険の違い

付帯保険に関しては、JCBゴールドの方が高額の補償を得られます。
1)海外旅行傷害保険
①傷害死亡・後遺障害
傷害死亡・後遺障害の補償において、三井住友カードゴールドは最高5,000万円(内自動付帯1,000万円)なのに対し、JCBゴールドは最高1億円(内自動付帯5,000万円)と高額になっています。

②賠償責任
利用者が損害賠償の責任を負った場合の補償に関して、三井住友カードゴールドは最高5,000万円ですが、JCBゴールドは最高1億円になっています。

③救援者費用
唯一、救援者費用だけはJCBゴールドの最高400万円に対し、三井住友カードゴールドは500万円と高くなっています。

2)航空機遅延保障
JCBゴールドは搭乗した航空機の遅延や手荷物の紛失によって損害を受けた場合、その損害の補償を受けられます。

ステージ制の違い

両カードともステージ制が導入されており、利用金額に応じてステージが上がるとポイントの特典がアップします。
1)JCBゴールド
4段階のステージがあり、ポイント付与率(通常0.5%)が以下のように変わります。
①スターe(30万円以上):0.55%
②スターβ(50万円以上):0.60%
③スターα(100万円以上):0.75%
④ロイヤルα(300万円以上):0.80%

2)三井住友カードゴールド
3段階のステージになっており、ポイントプレゼントとポイント付与率(通常0.5%)がアップします。
①V1(50万円以上):0.60%
ボーナス:50万円利用で+100P、以降10万円毎に20P
②V2(100万円以上):0.65%
ボーナス:50万円利用で+150P、以降10万円毎に30P
③V3(300万円以上):0.80%
ボーナス:50万円利用で+300P、以降10万円毎に60P

JCBゴールドと三井住友カードゴールドのステータス性は同等の高さを誇っています。両カードとも、国内の空港ラウンジを無料で利用できます。両カードを単純に比較すると、定期的にリボ払いを利用した場合に三井住友カードゴールドの年会費は4,000円に下がるため、断然有利です。ただ、海外に行く機会の多い人には、補償の充実しているJCBゴールドの方が安心です。ステージ制に関しては、ボーナスポイントの付与される分、三井住友カードゴールドにお得感があります。